パストル・エテルヌス(その他表記)Pastor aeternus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パストル・エテルヌス」の意味・わかりやすい解説

パストル・エテルヌス
Pastor aeternus

カトリック教会における2つの教皇大勅書。ラテン語で「永遠の司牧者」の意。第1は教皇レオ 10世により 1516年に発せられた。決定的な教会分離を回避するため公会議に対する教皇の首位権を宣したもの (→教皇の首位権 ) 。第2は第1回バチカン公会議 (1869~70) においてピウス9世により発せられたもので,信仰道徳事項に関して教皇は誤ることなく (→教皇不謬性 ) ,また教皇は首位権をもつことを宣言した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む