現代外国人名録2016 「パッチ・アダムス」の解説
パッチ・アダムス
Patch Adams
- 職業・肩書
- 医師 ゲズンドハイト・インスティテュート主宰
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1945年5月28日
- 本名
- アダムス,ハンター〈Adams,Hunter〉
- 学歴
- バージニア医科大学卒
- 学位
- 医学博士
- 経歴
- 父は軍人で、転勤により日本やドイツで暮らしたこともある。朝鮮戦争後、戦争に対する罪悪感で心を乱して病気で亡くなった父の姿を見て、戦争や暴力、権力といったものをどうしたら無くせるかを考え続ける。やがて愛と笑いが人を癒すことに気づき、医師の傍ら、自らクラウン(道化)となって患者に接することを始める。愛とユーモアを治療の根底におき、無料で診察する共同体形式の病院施設ゲズンドハイト・インスティテュートをウェストバージニア州ポカホンタスに設立。また世界の被災地や難民キャンプ、福祉施設などを訪ねて、愛と笑いによる診療活動を続ける。その姿はロビン・ウィリアムズ主演の映画「パッチ・アダムス」(1998年)のモデルとなった。たびたび来日してワークショップを行っている。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報