パットギリック(その他表記)Pat Gillick

現代外国人名録2016 「パットギリック」の解説

パット ギリック
Pat Gillick

職業・肩書
元マリナーズGM,元フィリーズGM

国籍
米国

生年月日
1937年

学歴
南カリフォルニア大学卒

経歴
大学時代将来を嘱望されるサウスポーとして活躍。1958年オリオールズに入団するが、’63年26歳の時肩の故障退団。在籍の5年間はすべてマイナー暮らしで、メジャーのマウンドを経験せずに引退。法律の勉強をしようとしていた矢先にアストロズから誘いを受け、マイナーシステムで若手選手の育成に携わり、14年間でスカウティングや球団運営のノウハウを蓄積。’77〜94年ブルージェイズの球団運営副社長に就任し、チームの世界一に貢献。’96年オリオールズを経て、’99年マリナーズのゼネラルマネジャー(GM)に就任。相次いで他球団に移籍したスーパースターの穴を埋めるため、適材適所に選手を補強、2年連続で佐々木主浩、イチローといった日本人選手を移籍させた。2006年フィリーズGMとなり、2008年自身3度目の世界一を達成し、勇退。この間、1993年「The Sporting News」のスポーツマン・オブ・ザ・イヤー、2001年「Baseball America」のエグゼクティブ・オブ・ザ・イヤーに選ばれる。また、1997年カナダの野球殿堂入り。2010年米国の野球殿堂入り。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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