パトゥカ川(読み)パトゥカがわ(その他表記)Río Patuca

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パトゥカ川」の意味・わかりやすい解説

パトゥカ川
パトゥカがわ
Río Patuca

ホンジュラス東部を流れる川。フティカルパ南東約 40kmの地点でグアヤペ川とグアヤンブレ川が合流してパトゥカ川となり,約 320kmにわたり北東流し,パトゥカ岬でカリブ海に注ぐ。下流部は航行可能で,流域の熱帯雨林から切出される木材の流送にも利用されるが,中・上流部には,ポルタルデルインフィエルノ (スペイン語で「地獄の門」の意) と呼ばれる急流部をはじめとする急流が多い。最下流部でトムトムクリークが分流し,北西流してブルス潟湖へ流入する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android