パハン(読み)ぱはん(その他表記)Pahang

日本大百科全書(ニッポニカ) 「パハン」の意味・わかりやすい解説

パハン
ぱはん
Pahang

マレーシアマレー半島中央部の州。面積3万5965平方キロメートル、人口123万1176(2000)。州都はクワンタン。北西部にはマレー半島の脊梁(せきりょう)山脈が走り、最高峰タハン山(2189メートル)がそびえるが、ほかは丘陵地低地で、パハン川、ロンピン川などが州内を流れる。米、ヤシゴム木材などを産し、錫(すず)、金、鉄などの鉱山がある。

[別技篤彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android