パリティーチェック

デジタル大辞泉 「パリティーチェック」の意味・読み・例文・類語

パリティー‐チェック(parity check)

コンピューターで、データ単位に余分の1ビットを追加して、1の数が偶数個または奇数個となる状態を作って行う誤りの検出法。奇偶検査

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精選版 日本国語大辞典 「パリティーチェック」の意味・読み・例文・類語

パリティー‐チェック

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] parity check ) コンピュータのデータの移動正誤を、そのデータのパリティーによって判定する検査方法。奇偶検査。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「パリティーチェック」の解説

パリティー・チェック

データの送受信が正しく行われたかどうかを照合する方法のひとつ。奇偶検査とも呼ぶ。2進数の数値一定の単位ごとに区切り、その単位の中に含まれる1の数が必ず偶数個または奇数個になるように、末尾に1ビットの数値を付け加えてデータのやり取りする。送信側で偶数個になるように設定して、受信したデータの中で奇数個になっているものがあれば、データの送信時にエラーが発生したことになる。1の数が偶数個になるようにした照合方法を偶数パリティー・チェック、奇数個になるようにした照合方法を奇数パリティー・チェックと呼ぶ。

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