パン類(読み)ぱんるい

食の医学館 「パン類」の解説

ぱんるい【パン類】

《栄養と働き&調理のポイント》


 パンは基本的に小麦粉などの原料イースト、水、塩を混ぜて発酵させてから焼いたものです。主成分はでんぷんです。
○栄養成分としての働き
<食パン>
 強力粉(きょうりきこ)に塩、砂糖イースト菌を加えて焼いたパン。
 全粒粉(ぜんりゅうこ)でつくったパンはビタミンB1、B2、E、食物繊維が豊富です。
<フランスパン>
 小麦粉と塩、イースト菌だけでつくるフランスのパンです。外皮がかたいのが特徴。
 ミネラルをバランスよく含み、パン類のなかでは100g中57.5gと炭水化物を豊富に含んでいます。
<ライ麦パン>
 ライ麦を原料とした、ドイツ系のパン。
 100g中にビタミンB1を0.16mg、食物繊維を5.6gと比較的多く含んでいます。便秘(べんぴ)予防に効果的です。
○注意すべきこと
 パン食のときには、アミノ酸バランスを考えた組み合わせがたいせつです。
 必須アミノ酸のリジンが不足しがちになるので、それを補うために魚やダイズ製品といっしょに食べるようにしましょう。
 パンは冷蔵庫に入れると劣化がすすむので室温保存を。
 食べきれない場合は冷凍保存をします。

出典 小学館食の医学館について 情報

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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