ヒカゲノカズラ科(読み)ヒカゲノカズラか(その他表記)Lycopodiaceae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヒカゲノカズラ科」の意味・わかりやすい解説

ヒカゲノカズラ科
ヒカゲノカズラか
Lycopodiaceae

シダ植物ヒカゲノカズラ目に属し,熱帯を中心に世界に広く分布する。2属 180種ほどを含み,いずれも多年生草本。茎は伸張するか,短く直立する。葉は通常小型で1脈をもち分裂せず,小葉という型の単葉であり,螺旋状または4列に並ぶ。胞子嚢葉腋に単生するか,鱗片葉の腋に生じ,集って胞子嚢穂をつくる。胞子同形胞子で,粒状突起があり,球形。配偶体塊状である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む