ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヒカゲノカズラ科」の意味・わかりやすい解説 ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラかLycopodiaceae シダ植物ヒカゲノカズラ目に属し,熱帯を中心に世界に広く分布する。2属 180種ほどを含み,いずれも多年生草本。茎は伸張するか,短く直立する。葉は通常小型で1脈をもち分裂せず,小葉という型の単葉であり,螺旋状または4列に並ぶ。胞子嚢は葉腋に単生するか,鱗片葉の腋に生じ,集って胞子嚢穂をつくる。胞子は同形胞子で,粒状突起があり,球形。配偶体は塊状である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by