コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

鱗片葉 リンペンヨウ

大辞林 第三版の解説

りんぺんよう【鱗片葉】

タマネギなどの鱗茎をつくる多肉の葉。鱗葉。
冬芽を包む芽鱗がりんなどの総称。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鱗片葉
りんぺんよう

低出葉(シュートの下方につくられる葉)の一つ。膜質の小さな葉であることもあるが、冬芽を覆う小さく硬い葉がもっともよくみられるものである。鱗片葉は、芽の中の若い普通葉の原基を乾燥や風、雨、雪などから保護する働きをしているとみられる。葉芽、花芽のいずれにもみられるが、なかには、冬芽であっても裸芽(らが)とよばれて、鱗片葉をもたない場合もある(オオカメノキ)。このような芽では、外側の普通葉がやや鱗片葉状となっていることが多い。[原 襄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の鱗片葉の言及

【芽】より

… 落葉樹では秋に落葉のあと冬芽が残るので,冬芽は目だつことが多い。冬芽はふつうすでにたくさんの葉をもち,とくに外側を覆う数枚から多数の葉は成熟した鱗片葉(この場合は芽鱗ともいう)となっていることが多い。鱗片葉は小さく硬いことが多く,芽の内方にある若い小さな普通葉の葉原基,あるいは花や花序の原基を冬のあいだ保護する働きをもつ。…

※「鱗片葉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

鱗片葉の関連キーワードカイヅカイブキ(貝塚伊吹)オニノヤガラ(鬼の矢幹)ムラサキミミカキグサマヤラン(摩耶蘭)ヤッコソウ(奴草)ホソバノキソチドリシマウツボ(島靫)ミヤマビャクシンオオバジャノヒゲイワヒゲ(岩鬚)トキワギョリュウミョウガ(茗荷)ヒカゲノカズラ科オオアブラススキアカマツ(赤松)スズラン(鈴蘭)檜翌檜・桧翌桧ルイヨウボタンイワイチョウ児手柏・側柏

今日のキーワード

OAR

2018年の平昌五輪に国家資格ではなく個人資格で参加したロシア国籍の選手のこと。「Olympic Athlete from Russia(ロシアからの五輪選手)」の略。14年ソチ五輪での組織的なドーピ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android