ひがいす(読み)ヒガイス

デジタル大辞泉 「ひがいす」の意味・読み・例文・類語

ひがいす

[名・形動ナリ]やせて弱々しいこと。また、その人や、そのさま。ひがえす。ひがやす。ひがいそ。
「世に―な娘をば」〈浄・八百屋お七

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ひがいす」の意味・読み・例文・類語

ひがいす

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) やせて弱々しいこと。虚弱であること。また、その人やそのさま。ひがえす。ひがいそ。ひがやす。
    1. [初出の実例]「にくまれ口を秋の夜の月 ひがいすな河津なれども投にけり」(出典:俳諧・末若葉(1697)上)
    2. 「力業でもできるなら、かせいで見る気もあるが、此疲骸(ヒゲヘス)ではいかねへ」(出典洒落本・廓の桜(1801)初幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む