ヒトリガカゲロウ(読み)ひとりがかげろう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヒトリガカゲロウ」の意味・わかりやすい解説

ヒトリガカゲロウ
ひとりがかげろう / 灯取蛾蜉蝣
[学] Oligoneuriella rhenana

昆虫綱カゲロウヒトリガカゲロウ科に属する昆虫。乳白色に曇ったはねをもつ特異なカゲロウで、鱗翅(りんし)類のヒトリガに似ているのでこの名がある。体長は11ミリ内外、雌はやや大きく、また太め。前翅翅脈は径脈、径分脈、中脈、肘脈(ちゅうみゃく)、臀脈(でんみゃく)が縦走し、横分脈がきわめて少ない。幼虫は扁平(へんぺい)で、頭部は丸く、複眼は背面につき、腹部は幅広く、七対のえらをもち、前肢の内縁に長剛毛列があり、尾は3本。本州の日本海沿岸地方の河川渓流から知られ、夏に羽化し、灯火に飛集する。旧北区に広く分布している。

[山崎柄根]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む