最新 地学事典 「ヒューロニアン超層群」の解説
ヒューロニアンちょうそうぐん
ヒューロニアン超層群
Huronian Supergroup
カナダ,スペリオルクラトン南部の,オンタリオ州からケベック州を覆う古原生代の堆積層。ヒューロン系とも。24.8〜22.19億年前の地層で,大酸化事変を記録する。パラ礫岩・泥岩・アルコース・グレイワッケなどからなり,総層厚は最大12kmにおよび,下位から下部超層群(Elliot Lake層群・Hough Lake層群・Quirke Lake層群)と上部超層群(Cobalt層群・Flack Lake層群)に区分されており,その中に3つの氷河起源のダイアミクタイト層(Ramsay Lake層・Bruce層・Gowganda層)が含まれる。下部超層群は河川─デルタから浅海環境を示し,上部超層群は,Gowganda層から始まり,赤鉄鉱に富む赤色層に移り変わる。
執筆者:清川 昌一・後藤 孝介・有馬 眞
参照項目:サウザン区
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

