最新 地学事典 の解説
ヒールドマイクロクラック
healed microcrack
スリット状のクラックが形成された後に,クラック面で流体拡散が起きることにより,流体包有物が最終的に小球状に取り残されたもの。顕微鏡下で流体包有物の平面状配列として認定できる。花崗岩類を構成する石英結晶には普遍的に認められ,一部の長石結晶に認められることもある。定向配列をもつことが多く,割れ目を形成した古応力の指標として用いることができる。参考文献:O.F.Tuttle(1949) J. Geol.,Vol.57
執筆者:金折 裕司・高木 秀雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

