ビバリッジ(読み)びばりっじ(英語表記)William Henry Beveridge, 1st Baron Beveridge

デジタル大辞泉 「ビバリッジ」の意味・読み・例文・類語

ビバリッジ(beverage)

ビバレッジ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ビバリッジ」の意味・わかりやすい解説

ビバリッジ
びばりっじ
William Henry Beveridge, 1st Baron Beveridge
(1879―1963)

イギリスの経済学者、社会保障制度の改革者。オックスフォード大学を卒業。『モーニング・ポスト』紙の論説記者を経て官界に入り、食糧次官などを務めた。1919年官界を退いてロンドン大学政治経済学院長に就任したが、第二次世界大戦開始後ふたたび官界に戻って、社会保障に関する省間委員会の委員長になり、1942年12月、各種保険を統一した制度のもとにおいて国民全体をそれに受益させる方針を示した「ビバリッジ報告書」を提出、「ゆりかごから墓場まで」の社会福祉制度の青写真をつくりあげた。

[木畑洋一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android