ビリニュス大聖堂(読み)ビリニュスダイセイドウ

デジタル大辞泉 「ビリニュス大聖堂」の意味・読み・例文・類語

ビリニュス‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【ビリニュス大聖堂】

Vilniaus katedraリトアニアの首都ビリニュスの旧市街にあるカトリック教会大聖堂多神教古代より雷神ペルクーナスの神殿があったとされ、13世紀にリトアニア大公ミンダウカスがキリスト教を受容し最初の教会を建てた。その後元の神殿に戻され、14世紀にキリスト教が国教となり教会が再建された。18世紀の大改築により、現在見られる新古典主義様式の大聖堂になった。旧ソ連時代は、展覧会やコンサートの会場として利用された。同国の守護聖人カジミエラス王子を祭る、17世紀につくられたバロック様式の礼拝所が有名。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android