ビンソン・マッシフ山(読み)びんそんまっしふさん(その他表記)Vinson Massif

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ビンソン・マッシフ山」の意味・わかりやすい解説

ビンソン・マッシフ山
びんそんまっしふさん
Vinson Massif

南極エルズワース山地中のセンチネル山脈南部の山塊で、南極の最高峰。長さ約24キロメートル、幅約15キロメートル。最高点は従来5140メートルとされてきたが、1979~1980年のアメリカ地質調査所の再測により4897メートルの値が得られた。1958年1月アメリカ隊が航空機発見。1966年12月17日アメリカの登山隊が初登頂した。

[楠 宏]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android