ビンドボナ階(読み)ビンドボナかい

最新 地学事典 「ビンドボナ階」の解説

ビンドボナかい
ビンドボナ階

Vindobonian(Stage)

ヨーロッパにおける中新統の階区分で,国際年代層序のSerravalianとTortonianを合わせたものにほぼ相当。模式地はウィーン盆地の海成中部中新統。ウィーンの古名Vindobonaに由来。E.Suessの地中海階の第2のものに当たる。C.Depéret(1893)命名。下部は海進の始まりを示し,汽水成の夾(きよう)褐炭層から,最上部の沿岸相になる。上部はよく発達し,2 相に分かれる。第1は深海相のBaden泥灰岩で厚さ400m。Ancillaria glandiformis,多数のPleurotomesを産出。第2は岩礁性のLeitha石灰岩でLithothamnium・コケムシ・海綿などの化石を産出。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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