ぴこぴこ

精選版 日本国語大辞典 「ぴこぴこ」の意味・読み・例文・類語

ぴこ‐ぴこ

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① さからってりきむさま、虚勢をはるさまを表わす語。びこびこ。
浄瑠璃生玉心中(1715か)上「腕まくりしてねぢ寄れば、ヤアぴこぴこするない」
② 少しずつ、細かく震えるように動くさま、かすかに動くさまを表わす語。ひくひく。ひこひこ。
談義本・風流志道軒伝(1763)三「時に鶺鴒、飛び来りて、其尾をぴこぴこ揺を」

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デジタル大辞泉 「ぴこぴこ」の意味・読み・例文・類語

ぴこ‐ぴこ

[副]
小刻みに動くさま。「小鳥が尾をぴこぴこ(と)振る」
多く「ピコピコ」と書く》電子音が鳴るさま。また、電子音のこと。「ゲーム機でピコピコ(と)遊ぶ」

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