最新 地学事典 「ピストンコアラー」の解説
ピストンコアラー
piston corer
底質を柱状に数m~数十m採取する器具。B.Kullenberg(1947)発明。現在使用されるのは改良型。ピストン式柱状採泥器とも。採泥器本体,パイロット採泥器,両者を連結するレバー装置,着底確認装置(ボール・ブレーカーまたはピンガー)からなる。パイロット採泥器が着底すると,レバー装置がはずれ,採泥器本体が数m自由落下し,海底に突き刺さる。このとき,ピストンは海底面に止まり,パイプが貫入するため吸引力を生じ,底質を吸い込んで長い柱状試料を得ることが可能。試料は気候変化・堆積作用・続成作用の研究に使用。
執筆者:岩淵 義郎
参照項目:採泥器

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

