ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ピペロカイン」の意味・わかりやすい解説 ピペロカインpiperocaine 普通は塩酸ピペロカイン C16H23NO2・HCl として扱う。メチカインともいわれる。2-メチルピペリジンと γ- 塩化プロピル安息香酸とを加熱して合成する。やや苦みがあり,あとで口の中がしびれる。水によく溶ける。アルコール,クロロホルムに可溶だが,エーテルやオリーブ油に不溶。局所麻酔薬としては1~2%溶液を用いる。副作用としては,軽い全身性の中毒とか過敏症状を起す。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by