出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…リソソーム内に含まれる酵素は,酸性ホスファターゼ,リボヌクレアーゼ,デオキシリボヌクレアーゼ,カテプシン,アリールスルファターゼ,β‐グルクロニダーゼなど25種以上知られており,その大部分の最適pHは酸性域である。生体物質のおもなもの,タンパク質,核酸,多糖類,脂質を順序よく分解し小分子にする能力があり,細胞外からは食作用によってファゴソームphagosomeを取り込んだ物質を分解し,細胞自身の一部であるときは膜で取り囲んでオートファゴソームautophagosome(自食胞)になって分解する働きをもつ。リソソームは,形態と機能の上から,一次リソソームと二次リソソームに大別できる。…
※「ファゴソーム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加