ファブリックダイヤグラム

最新 地学事典 の解説

ファブリックダイヤグラム

fabric diagram ,orientation diagram

ファブリック要素の特定の方向的性質に関する統計的定向性を視覚化するため,その方向の多数の測定値を等面積投影で表現した図。線的ファブリック要素についてはその方向(下向き),面的ファブリック要素についてはふつうその法線の方向(下向き)を,シュミットネットを用いて等面積投影図上に点で示す(点ダイヤグラム,point diagram)。測定点はふつう100~500程度。点の密度の分布を等密度線で表すには,透明な薄板にダイヤグラムの面積の1/100の面積(ふつう直径2cm)の穴を打ち抜いたポイントカウンターを用いて,穴の中に入る点を数え,これを投影点の総数で除し,点の密度をパーセントで表し,穴の中心の密度を代表させる。こうして等密度線を描いたものがコンターダイヤグラムである。ファブリックダイヤグラムにおける点の分布,あるいは等密度線の模様をファブリック様式という。等面積投影法を用いてファブリックダイヤグラムを初めて作製したのはW.Schmidt(1925)。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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