翻訳|diagram
一般には鉄道における運転計画を図示したものを指し、ダイヤと略称される。列車の運転計画を表す「列車運行図表」は列車ダイヤといい、多くは横軸を時間座標、縦軸を位置座標として、時間変化による列車の位置の変化を「スジ」とよばれる列車線で表す。時間座標は左から右に通常24時制で表示され、位置座標は停車場の場所に停車場線(駅線)が停車場名とともに表示される。このほか、必要に応じて停車場間距離、停車場間の標準勾配(こうばい)などが表示される。列車線は列車番号とともに表示され、列車種別を線種で区別したり、行き違いや待避、通過、列車折り返しなどの事項を各種記号により表示したりする。用途に応じて時間目盛りの異なる1時間目(め)ダイヤ、10分目ダイヤ、2分目ダイヤ、1分目ダイヤなどが作成される。このほか、乗務員の行路を表した「乗務員行路表」や車両の運用を表した「車両運用図表」、駅の「構内作業ダイヤ」などが存在する。ダイヤに表示された計画は列車運転の基本であり、事故や災害の際にはダイヤに従った運行への回復が目ざされる。ダイヤの作成や改定には、鉄道事業者の営業戦略や利用上の利便性、車両および地上設備の性能、事業者間の利害などさまざまな要素を勘案しなければならないため、高度の熟練を要し、かつそれを各現場に正確に伝達しなければならないため転記、点検にも膨大な作業が必要となる。JR発足以後これらの業務で電子化が進められ、紙の上での作業は減少しつつある。
[高嶋修一]
『茂原弘明著『列車ダイヤ』(1983・日本交通公社出版事業局)』▽『列車ダイヤ研究会編著『交通ブックス116 列車ダイヤと運行管理』改訂版(2012・成山堂書店)』
「圏」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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