フォリン-チオカルト試薬(読み)フォリンチオカルトシヤク

化学辞典 第2版 の解説

フォリン-チオカルト試薬
フォリンチオカルトシヤク
Folin-Cioculteu's reagent

タンパク質定量用にO. FolinとV. Ciocalteu(1927年)により考案された試薬.試薬は,タングステン酸ナトリウム(Na2WO4・2H2O)100 g,モリブデン酸ナトリウム(Na2MoO4・2H2O)25 g,水100 mL に,85% リン酸50 mL,濃塩酸100 mL を加えて10 h 緩やかに沸騰還流させたのち,硫酸リチウム150 g,水50 mL,臭素数滴を加えて15 min 沸騰させて過剰の臭素を除去し,冷却後1 L に希釈して濾過したものを用いる.pH 10付近で,この試薬をタンパク質に作用させると,チロシントリプトファンおよびシステイン残基と反応して青藍(らん)色を呈する.尿素,グアニンキサンチンフェノール類とも反応して呈色がみられる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む