普及版 字通 の解説
11画
[字訓] めあさ・あまかわ・うえじに
[説文解字]
[字形] 形声
声符は孚(ふ)。〔説文〕一下に「艸なり」とあり、鬼目草をいう。また孚甲(芽)の意に用い、殍(ひょう)と通じて餓死者をいう。〔孟子、梁恵王上〕「野にり」のは殍の意。殍は〔玉〕に「死なり」とみえる。
[訓義]
1. めあさ、あまかわ、いぬあわ。
2. 殍と通じ、うえじに。
3. (ひよう)と通じ、おちる。
[古辞書の訓]
〔立〕 クロシ・アシノナカゴ
[熟語]
甲▶・車▶・末▶
[下接語]
・餓・柔・糟・
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報