ふんだく(読み)フンダク

デジタル大辞泉 「ふんだく」の意味・読み・例文・類語

ふん‐だく

[副]《「ふんだん」の音変化》たっぷりあるさま。どっさり。ふんだん。
路金は―に貯へたり」〈浄・先代萩

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ふんだく」の意味・読み・例文・類語

ふんだく

〘形動〙
① 量が多くたっぷりしているさま。ふんだん。
浄瑠璃・狭夜衣鴛鴦剣翅(1739)一「たべさせ物もふんだくに御らんの通りしこぶつなうまれ付」
② 転じて、自由気ままであるさま。思いのまま。
※歌舞伎・猿曳門出諷(1798)上「盆屋入りもふんだくにしてくれる通例女子なら」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android