女子(読み)オナゴ

  • ▽女子
  • おなご〔をな〕
  • おみなご をみな‥
  • おみなご〔をみな〕
  • おんなご をんな‥
  • おんなご〔をんな〕
  • じょし ヂョ‥
  • じょし〔ヂヨ〕
  • なご
  • にょし
  • めこ
  • めっこ
  • めなご
  • めのこ
  • 女▽子/女▽児

デジタル大辞泉の解説

《「おんなご」の音変化》
女。女性。
女の子供。女の子。
女中。下女。
「高島屋の―に呼びかけられて」〈浮・一代男・七〉
[補説]現在、多く東北地方や関西で使われる。
《古くは「おみなこ」》女児。また、一般に女性のこと。
「遂に―を生めり」〈雄略紀〉
女児。息女。
「京にてうまれたりし―」〈土佐
若い女性。女。おなご。
「―ども呼びて床をとらせ」〈浮・諸艶大鑑・五〉
おんなのこ。むすめ。⇔男子
女性。おんな。「女子学生」「女子ゴルフ」⇔男子
じょし」に同じ。
「恋愛にうみたるあくびは―の天性」〈独歩牛肉馬鈴薯
女の子。じょし。
「さべき人の―、皆宮仕へに出ではてぬ」〈栄花・つぼみ花〉
おんなの子。
「上(かみ)に姉、下京に妹をもってござる。両方に―がござる」〈狂言記・粟田口

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 女児。また、一般に女性のこと。
※書紀(720)雄略元年三月(図書寮本訓)「麗(かほよ)きかな、女子(ヲミナコ)
〘名〙
① 女の子供。幼女。女児。息女。⇔男子子(おのこご)
※土左(935頃)承平四年一二月二七日「京にて生まれたりしをんなご、国にて、にはかにうせにしかば」
② 若い女性。女子。また、婦人。女。⇔男子子(おのこご)
※大慈恩寺三蔵法師伝永久四年点(1116)四「南印度に女(ヲムナコ)有り。隣国に娉せらる」
〘名〙
① おんなのこ。むすめ。にょし。
※小学教授書(1873)〈文部省〉「彼女子は針仕事を能く致しますか。彼れは針仕事を上手に致します」
※妻木(1904‐06)〈松瀬青々〉春「雛すゑて天下の女子や春を知る」 〔詩経‐邶風・泉水〕
② おんな。婦人。婦女。女性。
※花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉一〇「女子の寄書あらんことを憚り」
※面白半分(1917)〈宮武外骨〉女に口髯なき理由「男子にのみ鬚髯(ひげ)があって女子(ヂョシ)に其鬚髯が無いのは如何いふワケであるか」 〔詩経‐鄘風・載馳〕
〘名〙 女。娘。〔改正増補和英語林集成(1886)〕
〘名〙
① 女の子。むすめ。また、女性。じょし。
※春曙抄本枕(10C終)二五「はかせのうちつづきにょしうませたる」
② (「女姿」とも書く) 和船の船首材、水押(みよし)の別称。
※鯨船飛脚船艀共寸法帳(1751‐64)「乗方悪敷候に付、女子みしかくして航延申事也」
〘名〙 (「めこ(女子)」の変化した語) 若い女性。めこ。
※落語・御船の戦争(1899)〈六代目桂文治〉「女々(めめ)しきことを申す奴、承諾いたさん〈略〉女子(メッコ)は嫌ひぢゃ」
〘名〙
① おんな。おみな。⇔男子(おのこ)
※書紀(720)継体元年三月(前田本訓)「女(メノコ)年に当りて績(をう)まざること有るは」
② おんなの子ども。⇔男子(おのこ)
※書紀(720)皇極三年一一月(岩崎本院政期訓)「男(をとこ)(メノコ)を呼(よ)ひて王子(みこ)と曰ふ」
※読本・春雨物語(1808)宮本が塚「めの子はははにつく者也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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