通例(読み)ツウレイ

デジタル大辞泉 「通例」の意味・読み・例文・類語

つう‐れい【通例】

その社会での一般のならわし。通常のやり方。「世間通例に従う」
(副詞的に用いて)一般に。通常。「通例月曜日を休館にする」
[類語](1定例慣例恒例慣行一般かた大抵普通習い習わし仕来しきた常例世の常世の習い例によって例の如し一方ひとかた尋常一様尋常一様ひと通りありきたり一般的通常平常標準標準的平均的正常当たり前並大抵ノーマルスタンダードレギュラー/(2全般に総じて概して多くおしなべておおむね大概通常一体に総体およそ・広く・あまね広い幅広い手広い広範広範囲多方面多角多面多岐さまざま各種種種諸種いろいろ多様多様化多面的多種多種多様多彩数数いろんなとりどり色とりどりもろもろ百般万般諸般多元多元的多角的横断的複眼的一般普通雑多よろず各人各様十人十色千差万別マルチ事事物物種種雑多各様種種くさぐさ玉石混淆こんこう凡百ぼんぴゃく百態百事百千万端各般数多あまた数多すうた数次幾度等等諸相諸物山ほどざらあれこれ何やかや何だかんだ何のかの何くれ何くれとなくあれやこれやごちゃごちゃ枚挙にいとまがない十指に余るあの手この手エトセトラ

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精選版 日本国語大辞典 「通例」の意味・読み・例文・類語

つう‐れい【通例】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 世間一般のしきたり世上のならわし。通常の例。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「法に劫を累(つ)み道に志を抽(ぬき)んづる事は因果の道理求法の通例(ツウレイ)也」(出典私聚百因縁集(1257)三)
  3. ごくふつうであること。一般的であること。なみ。副詞的にも用いる。
    1. [初出の実例]「庸人とは通例の人かと思たれば、天下の名人ぢゃけるよと云ぞ」(出典:史記抄(1477)一二)
    2. 「通例三十銭乃至三十五銭なるは最も多く」(出典:日本の下層社会(1899)〈横山源之助〉四)

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普及版 字通 「通例」の読み・字形・画数・意味

【通例】つうれい

慣例。

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