デジタル大辞泉 「ブッタップ寺」の意味・読み・例文・類語 ブッタップ‐じ【ブッタップ寺】 《Chua But Thap》ベトナム北部、バクニン省にある仏教寺院。首都ハノイの東約25キロメートルに位置する。正式名称は寧服寺ねいふくじ。13世紀、陳朝初期の創建とされ、17世紀半ばの大改修により現在の姿になった。中国の僧、拙拙禅師が再興し、同国北部における仏教の中心地となった。千手観音像をはじめ、ベトナム仏教美術の傑作がある。筆塔寺ひっとうじ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例