ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブリュアクシス」の意味・わかりやすい解説 ブリュアクシスBryaxis 前4世紀なかばから後期にかけて活躍したギリシアの彫刻家。カリアに生れてアテネを中心に活躍したと考えられる。スコパス,ティモテオス,レオカレスらとともに前 350年頃,マウソレイオンの彫刻制作に従事し,北面浮彫を担当したと伝えられる。アレクサンドリアの『サラピス』の作者。ほかにアテネ考古学博物館の彫像台座の『騎士浮彫』および『ニケ像』が彼の作とされる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by