ブリュアクシス(その他表記)Bryaxis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブリュアクシス」の意味・わかりやすい解説

ブリュアクシス
Bryaxis

前4世紀なかばから後期にかけて活躍したギリシア彫刻家カリアに生れてアテネを中心に活躍したと考えられる。スコパスティモテオス,レオカレスらとともに前 350年頃,マウソレイオンの彫刻制作に従事し,北面浮彫を担当したと伝えられる。アレクサンドリアの『サラピス』の作者ほかアテネ考古学博物館の彫像台座の『騎士浮彫』および『ニケ像』が彼の作とされる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む