ブルクマン(その他表記)Karl Brugmann

改訂新版 世界大百科事典 「ブルクマン」の意味・わかりやすい解説

ブルクマン
Karl Brugmann
生没年:1849-1919

ドイツ言語学者。ライプチヒ大学学び,後にこの大学で教えた。ギリシア語を中心とするインド・ヨーロッパ(印欧)語の比較研究に従事し,師クルティウスGeorg Curtius(1820-85)に反対して画期的な論文を発表,若手研究者による青年文法学派Junggrammatikerを組織して,そのリーダーとなり,本格的な言語の歴史的研究の基礎を築いた(比較言語学)。B.デルブリュックとの共著《印欧語比較文法Grundriss der vergleichenden Grammatik der indogermanischen Sprachen》は,この領域での研究に今日もなお不可欠の大著である。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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