ブレトワルダ(その他表記)Bretwalda

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブレトワルダ」の意味・わかりやすい解説

ブレトワルダ
Bretwalda

イギリス七王国時代の覇王。「ブリテン支配者」の意。6~9世紀に七王国は互いに抗争したが,そのなかで強力な王が他の王に宗主権を認めさせてこの称を得た。5世紀末サセックス王アエラ,6世紀ウェセックス王ケアウリン,同世紀末ケント王アゼルベルト,7世紀イーストアングリア王レドワルド,ノーサンブリア王エドウィン,オズワルド,オスウィ,8世紀マーシア王アゼルバルド,オッファ,9世紀前半ウェセックス王エグベルトらが覇王となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android