プマシ(その他表記)p`umasi

改訂新版 世界大百科事典 「プマシ」の意味・わかりやすい解説

プマシ
p`umasi

朝鮮農村で行われる共同労働の一種。田植や夏の除草などの農繁期に,農民どうしが労力を提供し合って農作業にあたること。日本の〈ゆい〉に似ている。プマシは部落内の親しい者どうしで組織される比較的少人数の共同労働であるが,同様の共同労働が全部落的に行われる場合には,トゥレtureと呼ぶ。トゥレも田植や,特に除草作業に際して行われることがもっとも多く,昔時は〈農者天下之大本〉と記した旗を立て,農楽(のうがく)を奏しながら共同作業にあたった。そしてもっとも苦しい作業である夏の除草が終わると,部落あげてのホミシッシhomissisi(朝鮮独特の除草具ホミを洗うこと。洗鋤宴と訳される)という宴が開かれた。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む