プラスチック資源循環戦略

共同通信ニュース用語解説 の解説

プラスチック資源循環戦略

プラスチックごみ削減リサイクルを進めるため、政府が昨年5月に策定した。食品トレーなど一度使ったら不要になる容器包装を中心に使い捨てプラスチックの排出量を2030年までに25%削減。廃家電、自動車部品を含む全てのプラごみを35年までに100%有効利用する目標を掲げている。7月から始まったレジ袋有料化や、植物を由来とするバイオ素材の利用拡大も盛り込んでいる。

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知恵蔵mini の解説

プラスチック資源循環戦略

プラスチックの資源循環を総合的に推進するための政府戦略。地球温暖化対策や資源・廃棄物制約などの幅広い課題を考慮しながら、再生不可能な資源を再生可能なものに置き換えるとともに、使用された資源を回収して循環利用することを目的とする。策定の背景には、マイクロプラスチックによる海の汚染や中国による廃棄物の禁輸措置欧州が牽引する使い捨てプラスチック削減などの潮流がある。環境省は2018年10月、使い捨てプラスチックの使用量を30年までに25パーセント削減することや、レジ袋の有料化を義務づけることなどを盛り込んだ同戦略の素案を提示した。

(2018-11-1)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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