プラボウォ・スビアント(英語表記)Prabowo Subianto

現代外国人名録2016 「プラボウォ・スビアント」の解説

プラボウォ・スビアント
Prabowo Subianto

職業・肩書
政治家,元軍人 グリンドラ党最高顧問会議議長 元インドネシア陸軍特殊部隊司令官

国籍
インドネシア

生年月日
1951年10月17日

出生地
ジャカルタ

経歴
スハルト政権を支えた経済学者スミトロ・ジョヨハディクスモの長男ロンドンの高校を卒業。国士官学校にユドヨノと同時に入学し、1974年卒業。スハルト大統領の二女と結婚(のち離婚)してインドネシア軍でキャリアを重ねる。同軍准将、陸軍特殊部隊副司令官を経て、’95年同司令官。’96年少将に昇進、スピード出世として注目を集める。’98年陸軍戦略予備軍司令官に就任。同年5月スハルト政権崩壊後は解任され、国軍指揮幕僚学校長となる。同年8月、同年春に頻発した民主化運動活動家らの誘拐事件に関して、国軍内の将官名誉評議会において査問され、軍籍を剥奪される。その後、ヨルダンに亡命していたが、帰国後にスサンタラ・エナジー・グループを率いる企業家として再出発する。一方で政治活動を活発化。2009年大統領選では、大統領に立候補した闘争民主党のメガワティ党首の副大統領候補として、2位につけた。2014年別れたスハルトの二女を伴い、ハッタ・ラジャサ副大統領候補とともに大統領選を戦った。現在、グリンドラ党最高顧問会議議長を務める。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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