プリンススカイラインALSID-1型

日本の自動車技術240選 の解説

プリンススカイラインALSID-1型

1957年4月に発売された初代スカイライン。小型車の寸法枠内で欧米大型車に劣らない性能を意図して作られた。車高の低い安定感のあるスタイルで、ボディカラーも当時の常識を破ったツートン標準にした。サスペンションは前ダブル・ウイッシュボーン+コイル、後ドディオンアクスル+リーフという凝ったものだった。フレームはバックボーントレー式で剛性向上と低い車高を実現。コラムシフト採用により、乗車人数は6人。フロントグリルとサイドモールの違いにより、デラックスALSID-1とスタンダードALSIS-1があった。保管場所日産自動車(株)座間事業所 (〒228-0012 神奈川県座間市広野台2-5000)
製作(製造)年1957
製作者(社)プリンス自動車工業株式会社
資料の種類量産品
現状保存・非公開
車名プリンス スカイライン(DX)
モデル名ALSID-1型
会社名日産自動車(株)
製作開始年1957
スタイルセダン
ドア数4ドア
乗員6名
車両重量1310kg
バンパースチール
ステップなし
全長4280mm
全幅1675mm
全高1535mm
タイヤサイズ゙6.40-14-4
フレーム×型
前軸ウィッシュボーン式
後軸ド・ディオンアクスルリーフスプリング式
軸距2535mm
前トレッドx後トレッド1340×1380mm
ステアリングウォームアンドローラー式
ダンパー(前/後)筒型複動式
スタビライザー前トーションバー式
走行安定装置なし
原動機名GA30型
冷却/気筒配列水冷/直4
弁機構OHV
気化器下向通風式
内径x行程75×84mm
排気量1484cc
点火系キャプレター
最高出力/回転数60HP/4400rpm
最大トルク/回転数10.75kgm/3200rpm
燃料タンク容量40L
ハイブリッドシステム形式なし
変速機4速コラム
駆動方式FR
モード燃費-
参考文献1)『日産自動車社史(1964-1973)』日産自動車、1975年 2)『日本の名車100台』立風書房 3)国産自動車諸元表1960
その他事項シャシー重量:780kg;前照灯:2灯;ワイパー:あり;足ブレーキ:油圧式4輪制動;手ブレーキ:機械式推進軸制動;最終減速4.625;最高速度:125km/h;

出典 社団法人自動車技術会日本の自動車技術240選について 情報

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