法則の辞典 の解説 プルキンエ‐サンソン鏡像【Purkinje-Sanson mirror image】 単にプルキンエ像*ということも多い.以前に白内障の診断のために用いられた角膜や水晶体面による反射像.角膜の前面と水晶体の前面による像は正立した虚像であり,水晶体後面からの像は倒立の実像である. メキシコの有名な「グアダルーペの聖母」の画像(16世紀)の眼にはこのプルキンエ‐サンソン鏡像が正確に表現されていることで有名であるが,どのようにして描かれたかは現在でも不明である. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報