前面(読み)ゼンメン

デジタル大辞泉 「前面」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「前面」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐めん【前面】

  1. 〘 名詞 〙
  2. まえの方。また、おもての方。おもての側。
    1. [初出の実例]「香台の前面にあゆみよりて、帯せる一片香を香炉にたつ」(出典:正法眼蔵(1231‐53)陀羅尼)
    2. [その他の文献]〔韓愈‐遊太平公主山荘詩〕
  3. ぜんせんめん(前線面)

まえ‐づらまへ‥【前面】

  1. 〘 名詞 〙 向かって前に見える部分。前の方。まえっつら。また、顔の前の部分。
    1. [初出の実例]「軒口に鉄行燈、前面(マヘヅラ)その外ともいろいろの額を掛け」(出典歌舞伎白縫譚(1853)二幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「前面」の読み・字形・画数・意味

【前面】ぜんめん

前方。

字通「前」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android