プロト鉄直閃石(読み)プロトてつちょくせんせき

最新 地学事典 「プロト鉄直閃石」の解説

プロトてつちょくせんせき
プロト鉄直閃石

proto-ferro-anthophyllite

マグネシウム-鉄-マンガン角閃石の一種(端成分の式) 直方晶系,空間群Pnmn,格子定数a0.9388nm, b1.8387, c0.5347,単位格子中2分子含む。帯褐黄色針状。劈開{210}に完全。比重3.54。多色性弱X・Y・Z淡黄。屈折率α1.690, β1.710, γ1.726,2V(−)86~88°。岐阜県中津川市蛭川の花崗岩ペグマタイトに含まれる鉄かんらん石中に産出。直方型角閃石の新種として末野重穂ほか(2002)が記載。直閃石(空間群Pnma)とは異なるプロト型と呼ばれる構造を有する。外国では米国コロラド州シャイアン山地のペグマタイトより産出。名称はプロト型構造のFe2+に卓越する直閃石の意。

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