プロペルチウス(その他表記)Propertius, Sextus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プロペルチウス」の意味・わかりやすい解説

プロペルチウス
Propertius, Sextus

[生]前50頃.アッシシウム
[没]前15頃
ローマエレゲイア詩人。幼時に父を失い,前 40年の土地徴発の際に地所を没収され,ローマに出て法律の専門教育を受けたが,恋愛と詩歌が彼の進路を変えた。詩のなかでキュンチアと呼ばれる女性が彼の心を占領して,『エレゲイア集』 Elegiae (4巻) の中心主題となる。ほとんど愛の詩ばかりから成る第1巻が世に出てから彼の評判は高まり,アウグスツス帝の寵臣マエケナスの文人サークルに迎えられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む