ヘアドネーション

共同通信ニュース用語解説 「ヘアドネーション」の解説

ヘアドネーション(髪の寄付)

寄付された髪からウィッグ(かつら)を作り、髪を失った子どもらに贈る活動米国で1990年代に普及した。人工毛のウィッグは比較的安価で、手入れも手軽だが、使用できる期間が短い。人毛のウィッグは光沢が自然で、高価なものが多い。子どもは成長とともに、頭の大きさに合わせてウィッグを買い替える必要があり、費用がかさむ。NPO法人ジャーダックは、全て人毛のウィッグを提供。同法人には年10万人以上の髪の寄付があるという。

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知恵蔵mini 「ヘアドネーション」の解説

ヘアドネーション

小児がん脱毛症などの病気事故などで頭髪に悩みを抱える子どもたちに、寄付された髪の毛で作った医療用ウィッグを無償で提供する活動。米国で始まり、欧米中心に普及している。日本では2009年にNPO法人Japan Hair Donation & Charity(JHD&C)が設立されて以降、同様の活動をする団体が増え、有名人が髪を寄付したことでも話題となり、徐々に広がりを見せている。団体によって寄付する髪の状態や条件などは異なるが、性別年齢を問わず誰でも参加できる。寄付された髪は団体によって選別・加工され、医療用ウィッグとして子どもたちに提供される。

(2019-10-8)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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