ヘイカル(読み)へいかる(その他表記)Mohamed Hassanein Heikal

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヘイカル」の意味・わかりやすい解説

ヘイカル
へいかる
Mohamed Hassanein Heikal
(1923―2016)

国際的に著名なエジプトジャーナリストカイロのアメリカン大学卒業。『アクヘル・サー』誌記者となる。1957~1974年政府系の『アル・アハラム』紙主筆を務め、ナセル大統領の信頼を得た。ナセル政権末期に国民指導相(1970)に就任したが、サダト政権下では反米的論調が嫌われて主筆を解任され、国外で活動した。1981年逮捕されたが、サダト暗殺後釈放された。主著に『ナセル』(1971)、『ラマダンへの道』(1975)など。

[小松原久夫]

『ヘイカル著、佐藤紀久夫訳『イラン革命の内幕』(1981・時事通信社)』『ヘイカル著、佐藤紀久夫訳『サダト暗殺――孤独な「ファラオ」の悲劇』(1983・時事通信社)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む