デジタル大辞泉
「内幕」の意味・読み・例文・類語
ない‐まく【内幕】
外部には知られていない内部の事情。うちまく。「内幕を暴露する」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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うち‐まく【内幕】
- 〘 名詞 〙
- ① 内側の幕。特に、陣所の周囲を二重に張った幕のうち、外幕(とまく)に対して内側の幕をいう。外幕より小さい。半幕。小幕。
- [初出の実例]「小幕とは内幕也」(出典:今川大双紙(15C前)陣具に付て式法之事)
- ② 味方。一味。また、内々ですること。
- [初出の実例]「それではおめへが文七への心もしれずうちまくでした時は」(出典:洒落本・青楼五雁金(1788)三)
- 「彼(あれ)が内幕(ウチマク)になって段々尋ねて見ましたれば」(出典:合巻・教草女房形気(1846‐68)三)
- ③ 外からはわからない内部の事情。内情。内実。ないまく。
- [初出の実例]「其内幕(ウチマク)は火の車」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉四)
ない‐まく【内幕】
- 〘 名詞 〙 外からはわからない、また、外部にはあらわさない内部の事情。本当の姿。うちまく。
- [初出の実例]「段倉銀行の大約(おほよそ)の内幕(ナイマク)は」(出典:巖窟王(1901‐02)〈黒岩涙香訳〉四)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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