へたり込む(読み)へたりこむ

精選版 日本国語大辞典 「へたり込む」の意味・読み・例文・類語

へたり‐こ・む【へたり込】

  1. 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 べったりとすわり込む。また、気が抜けたり、疲れたりしてすわり込み、立てなくなる。
    1. [初出の実例]「両側の小商人の店は、まだ意地汚なく、地べたにへたり込んで眠ってゐた」(出典:太陽のない街(1929)〈徳永直〉旗影暗し)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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