山川 世界史小辞典 改訂新版 「ヘディーヴ」の解説
ヘディーヴ
khedīw
1867年以降オスマン帝国がムハンマド・アリー朝のエジプト総督に与えた称号。元来ペルシア語で「君主」を意味し,副王などとも訳される。1914年にイギリスがエジプトを保護国化するまで用いられたが,以後はスルタンが君主の公式の称号となった。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...