ヘラチョウザメ科(読み)ヘラチョウザメか(その他表記)Polyodontidae; paddlefishes

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘラチョウザメ科」の意味・わかりやすい解説

ヘラチョウザメ科
ヘラチョウザメか
Polyodontidae; paddlefishes

魚類の分類,チョウザメ目の一科。体にはチョウザメ科のような板状硬鱗はなく,尾鰭や尾柄などに小鱗がある。吻は長大で,口にはひげが 2本ある。眼は小さい。日本には産しないが,アメリカ合衆国ミシシッピ川水系に体長 2m,体重 90kg近くになるアメリカヘラチョウザメ Polyodon spathula が,また中国のチャン(長)江にはさらに大型のハシナガチョウザメ(シナヘラチョウザメPsephurus gladius が産する。肉は燻製に,卵は高級食品のキャビアにされる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む