ヘルストリョーム(その他表記)Hellström, (Erik) Gustaf

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘルストリョーム」の意味・わかりやすい解説

ヘルストリョーム
Hellström, (Erik) Gustaf

[生]1882.8.28. クリシャンスタード
[没]1953.2.27. ストックホルム
スウェーデンの小説家。 1907年以来日刊紙『ダーゲンス・ニーヒーテル』の通信員としてロンドン,パリ,ニューヨークに滞在。アメリカ赴任直後にルポルタージュ合衆国と世界平和』 Förenta staterna och världsfredenでウィルソンの平和政策とその政治的背景を紹介。処女作は小説『独身者』 Ungkarlar (1904) であるが,本格的な活動は 23年の帰国後に始った。主著『刑事部長マルムロス』 Carl Heribert Malmros (31) ,『レース作りのレークホルムがある思いつきをする』 Snörmakare Lekholm får en idé (27) ,『テュール島を襲う嵐』 Storm över Tjurö (35) 。ほかに5巻の自伝風大作で『ユーモアに欠けた男』 En man utan humorに始る,「ステラン・ペトロス」シリーズ (21~52) もある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む