最新 地学事典 「ヘルペトケトゥス」の解説
ヘルペトケトゥス
学◆Herpetocetus
ヒゲクジラ類のケトテリウム科の属。中新世後期〜鮮新世前期の北太平洋と北大西洋の地層から多く見つかる。ヒゲクジラとしては小型で3〜4mしかない。下顎が頭骨と関節する部分の構造が特徴的で,一見爬虫類の下顎のような形状を示す。これが本属の名前の由来となっている。更新世前期〜中期から本属の化石が見つかったことで,鮮新世の絶滅動物相が現生鯨類相に混在していることがわかった。
執筆者:一島 啓人
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

