ヘルマンシュテール(その他表記)Hermann Stehr

20世紀西洋人名事典 「ヘルマンシュテール」の解説

ヘルマン シュテール
Hermann Stehr


1864.2.16 - 1940.9.11
ドイツ作家
シュレージエンのハーベルシュヴェルト生まれ。
老荘哲学、仏教に傾倒し独自の宗教観を持つ。小学校教師であったが、G.ハウプトマンの勧めで文学の道に入り、ドイツ中世の神秘主義的な神人合一の思想で瞑想的な小説を発表。「生死をかけて」(’1899年)、「レオノーレ・グリーベル」(1900年)、「三夜」(’09年)、「聖者屋敷」(’17年)等の作品があり、’33年ゲーテ賞受賞。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android