法則の辞典 の解説 ヘルマン‐ファインマンの定理【Hellmann-Feynman theorem】 分子や固体中の原子核に働く力は,電子の確率密度を静的な負電荷密度と見なして,静電気学的に得られるものと一致する.あるパラメータ a に依存するハミルトニアン H(a) があるとき,系の任意の離散的な固有状態,すなわち H(a) | a 〉=E(a)| a 〉,〈a | a 〉=1を満たす | a〉に対して が成立する.単にファインマンの定理*ということもある. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報