ヘルマン‐ファインマンの定理(その他表記)Hellmann-Feynman theorem

法則の辞典 の解説

ヘルマン‐ファインマンの定理【Hellmann-Feynman theorem】

分子や固体中の原子核に働く力は,電子の確率密度を静的な負電荷密度と見なして,静電気学的に得られるものと一致する.あるパラメータ a に依存するハミルトニアン Ha) があるとき,系の任意の離散的な固有状態,すなわち Ha) | a 〉=Ea)| a 〉,〈a | a 〉=1を満たす | a〉に対して

が成立する.単にファインマンの定理*ということもある.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android